お客様各位
【1月10日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=144円42銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:37,525.16(-157.85)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8301.5(+6.5)
②午後売:8271.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.7485(-0.051)
④金:2026.4(-0.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油 : 72.24(+1.47)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1250円
②ロンドン午後:1240円
③N.Y. : 1240円
※ニューヨーク為替引値(円)
144.47-144.49(0.25円安-0.25円安)
【1月9日:昨日の状況】
※国内銅建値1250円 (1月4日より-30円)
《アメリカの運ちゃん》
※年末、挨拶回りの際、ある社長より受けた質問です。
※アメリカは超好景気が過ぎるため、ここ数年金利を
上げその熱を冷まそうとしてきました。小生が見た日
本のテレビ番組(NHK)でも、日本から高収入を求め
て海外に行く若者が紹介されるなど、昨年は、日本と
海外の収入格差が話題になりました。
※その社長質問は、
「非鉄金属スクラップ業界に関わる運送屋のドライバ
ー、なぜ、アメリカと日本で収入の格差があるのか?」
です。
※いわゆるトラックの運ちゃん(ドライバー)の年収
が、日本で500万円、アメリカで1,500万円(日本円換
算)、となるのはなぜか?という質問です。
※これはなかなか良い質問です。
(と偉そうに言ってますが、確かに正確な答えが分か
りません)
※日本の非鉄金属問屋J社とアメリカの非鉄金属問屋A
社、の仕事を比べた場合、(昨年、訪問する機会を得
られたので直接見たところ)その差は大してありませ
ん。
※勿論、土地の広さが違うので、(a)ヤードの使い方や
(b)ロットの差は感じましたが、やっていることは基本
同じだと思います。
※非鉄金属スクラップ以外の仕事はわかりませんが、
非鉄金属スクラップの処理という意味で違いはないの
で、日本で例えば粗利30円/kg取れる仕事は、アメリ
カでも30円/kgしか取れません(それぞれの国内仕事
なので為替レートは関係ない。)。
※ 何せ①金属の価格は世界相場なので、アメリカでも
日本でも同じです。②発生元から、価格を付けて回収、
破砕・切断・圧縮して需要家に納めるのも同じ。③競
合社が存在するのも同じ。
※故にアメリカで日本では出来ない革新的な仕事方法
があるか(a)、仕事効率が良くなければ(b)、粗利は絶
対に増えないので、運送屋に払える(距離あたりの)
運賃は変わらないはずなのです。
※非鉄金属問屋が運送屋に対して払える運賃が同じな
らば、運送屋がその従業員に払える給与は同じはずな
のに、アメリカの運ちゃんは、なぜ年収が高いので
しょうか?
(答えが浮かばないまま 明日につづく)
※雑線(ヤード持込):【1月9日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上